こんにちは!beansの千尋です🌱
先日、green toursに参加し、
岡山県西粟倉村にある『西粟倉森の学校』さんを訪れてきました。
green toursというのは、本社である株式会社green建築工房が企画している課外型勉強会です。
建築やデザインを見て感性を磨いたり、学ぶ場として定期的にスタッフみんなで出かけています。
『西粟倉森の学校』さんは、10年以上お付き合いさせていただいている会社さんで、
本社のgreen建築工房では、『西粟倉森の学校』さんの無垢材をよくフローリングとして使用しています。
beansでもお客様のご希望で『西粟倉森の学校』さんの無垢材を使用したことがあります。
そんな『西粟倉森の学校』さんの本拠地にいけることに
とてもわくわくして、岡山に向かいました🚙
(※正式な会社名は、『株式会社 エーゼログループ 西粟倉森の学校』 です)
ツアースケジュールはこんな感じです🌱
①森の学校で昼食 (鹿肉のローストビーフ)
②原生林と人工林の散策
③木材工場・いちご栽培の見学
④獣肉解体・うなぎ事業の見学
⑤あわくら会館(市役所・図書館)の見学
⑥エーゼロについて&意見交換
私が一番感銘を受けたのは、
『西粟倉森の学校』さんの会社としての考え方です。
『西粟倉森の学校』さんは、「未来の里山をつくる」をビジョンに掲げ、
人と自然が共生する持続可能社会を目指しておられます。
林業、木材加工、いちご栽培、うなぎ養殖など、いろいろな事業をされているなかで、
それぞれがどこかで繋がってる、つまり循環しています。
例えば、木材加工ででたおがくずを、いちご栽培の土壌として使っていたり。
木材加工ででる、どうしても商品としては市場に出せない板を
うなぎ養殖の水槽を温める燃料にしたり。
そもそも木材加工の商品であるフローリング材を、
節が多くて使いづらい材でも簡単に破棄せず、
商品として使えるように手間と工夫を凝らして補修したり。
活用できていない資源はないか、どう無駄(捨てるモノ)をなくすか・・・
その思考が幹としてあって、すべての事業を支え、循環させているように感じました。
また、商品をつくる際の考え方にも驚きがありました。
よくある考え方は、
「こんな商品を作りたいから、必要な材料を集めよう」
だと思います。
でも『西粟倉森の学校』さんの考え方は、
「西粟倉村でとれる木材はこの幅が多いから、この幅の木材で作れるモノを考えよう」
だそうです。
あわくら会館が良い例で、
一定のサイズの木材がたくさん組まれて、天井を支える梁になっています。
西粟倉村でとれる木材でできる構造を考え、設計されたそうです。
資源を無駄なく使うためにはこの考え方をすればよいのか!
と、私にとって衝撃的な気付きでした。
そして、その『西粟倉森の学校』さんの考え方は、
私たちgreen建築工房の考え方に通ずるものが多いと感じました。
「商品に材料を合わせるのではなく、材料に商品を合わせる。」
「木材加工などの事業は、目的ではなく、西粟倉村が持続可能な方法で存続していくための手段である。」
「家に暮らしを合わせるのではなく、暮らしに家を合わせる。」
「リノベや不動産業は、目的ではなく、目の前の人を幸せにするための手段である。」
事業内容は全然ちがっても、根っこは近しいものを感じて、
なんだかすごく嬉しく、襟を正す気持ちにもなりました。
最後に、そんな『西粟倉森の学校』さんの木材を使ったワークショップイベントが、
今週末green建築工房で行われます!(どうやら残り1枠のようです👀!)
自分で一生懸命作ったラックを、愛着をもって長く大切に使ってみませんか?
▷ 西粟倉森の学校
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beansでは、物件探しとリノベーションを一括サポートしています。
「物件探しだけ、とりあえずしてみたいな・・・」
「今住んでいる家のリノベだけ、お願いしようかな・・・」
「今すぐ買うつもりないけど、話だけ聞いてみたいな・・・」
そんなお客様も、もちろん大歓迎です(^^)/
お見積り・ご相談は無料なので、
ぜひぜひ遊びにきてください♬
週末はイベント盛りだくさん!
プレゼントGETのチャンスも?!