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スタッフコラム

2024.11.02

どうなる金利、どうなる家計!?

こんにちは!

先日友人の結婚式があり愛媛にバイクで帰省してきましたなるきです。

早く結婚したいと感じた日でした。。。結婚できるように全力で頑張ります、、、!

 

さて結婚やお子様が生まれるなど様々な人生の節目で家探しを始められる方、多いかと思います。

そんな方々に向けて本日は不動産、もっと大きく見ると日本の経済とは切っても切れない関係にある「 金利 」に関して記載いたします。

 

 

 

10月で銀行さんの店頭金利が軒並み上がったりと、非常に悩ましい動きをしておりますが、この辺りは皆様チェック済みでしょうか?

なかなか 忙しくてチェックしきれていない 人や、気にしていなかった という人は 必見 です!

ぜひおうち探し含め 日々の生活にまで役立つ 内容かと思いますので、ご一読ください。

 

本日のコラムは以下の流れとなっております。

 

〇金利って何?

〇どんな影響があるの?

 ①思っていたより支払いが増える?!

 ②待ったら買えない?!

〇まとめ

 

 

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金利って何?

さてそもそもですが 金利とは何か、と言われて

自信もって答えられます!という方はどれくらいいらっしゃいますでしょうか?

割と少ないのではないでしょうか?

 

これで自信もって答えられる人もそうでないという人もこちらのページ確認いただければ問題なしです◎

解答ですが 金利=銀行に払うプラスの費用の割合 です。

 

少しわかりづらいでしょうか?より分かりやすく、インパクトを持ってお伝えすると、

金利が上がる=物件の購入と関係ない出費が増える です。

え?金利って物件購入と関係ないの?と思った方、実はそうなんです、、、!

 

繰り返しになりますが 金利 というのは、利子として 銀行にいくら余分に払うかの割合 です。

これが上がることはつまり「 銀行さんお金貸してくれてありがとう代 」が増えることと同義です。

 

逆に言えば  現金一括で買う 場合はそこまで大きくは関係ないです。

といってもなかなか大きすぎる買い物だというものが多いのが現実です(住宅、自家用車など)。

 

少しでもお得に買うため に金利をチェックしておきましょう!

 

 

どんな影響があるの?

金利とは何かはご理解いただけたかと思うのですが、では 実際に上がったらどうなるのか? が大事かと思います。

実は皆様が 思っている以上に 大きく影響しているんです、、、!

僕もこういったお仕事に従事していなければ知らなかった事実です。

ぜひ今後のおうち探しにお役立てください。

 

起こりえる影響に関しては、ざっくり 2項目 に分けてお伝えします。

 

①思っていたより支払が増える?!

 これは皆様もご想像していただいているかと思います。

 ただふんわりとしか分からないという方も多いかと思いますので、実際のシミュレーションとして下記のAとBのパターンを考えてみましょう。

 なお、いずれの場合も35年ローンとします。

 

 A:3000万円の物件を 金利1% で購入する

 B:3000万円の物件を 金利2% で購入する

 当然支払いが多くなるのは Bのパターン です。

しかし、どれくらい差が生まれるかお分かりでしょうか?

 月々は?最終的にはどれくらい違うのか?

 

 答えは 月々約15,000円総額は約620万円 の差が生まれます。

 ※A月々:84,685円、B月々:99,378円、差額14,693円を用いて計算。気になる方はぜひ計算してみてくださいね!

 

 

 思ったより差があると思った方も多いのではないでしょうか?

 仮に差額の600万円を貯めておけば、お子様の奨学金が不要になったり、

 それこそローンを一気に返済する なんてことも想定できますよね。

 

②待ったら買えない?!

 さて実はただ高くなるだけではありません。

 今買える物件も待っていると 買えなくなる可能性が高くなる ことが影響として挙げられます。

 

 こちらに関してはあまり意識されていない方も多いかと思います。

 上述しております①の話にも繋がるのですが、結論金利が上がると 今良いなと思っている物件が買えなくなる 可能性が高くなります。

 

 上の話をそのまま使うと、金利が1%上がり600万円も支払総額が増えると 払うのしんどそうだな、、、と思いませんでしょうか?

 これは 借りる側だけではなく貸す側 にも同じことが言えます。

 

 皆様が融資を受ける銀行さんも、実は お金を借りて我々に融資している ことをご存じでしょうか?

 基本的には日本銀行からお金を借り皆様に融資をする原資としているのです。

 

 そしてこの資金は当然 金利分の支払いが必要 になります。

 ※以前まではこの日銀→他の銀行への金利が0%だったため、我々が受けるローンの金利も低くなっていました。

 

 融資をしてくれる銀行も利子分を支払う必要が出てきています。

 その利子分をどこから支払うかというと 皆様に融資している資金の利子から なのです。

 つまり銀行からすると、少しでも 懸念があると貸しにくい という心理になっていきます。

 

 結論 金利が上がるタイミング というのは

 皆様の住宅やお車の購入にかかる 必要な支払総額が上がり、かつ銀行も支払いのために

 資金を確実に回収しなければならない 、つまり 審査基準が厳しくなる局面といえるのです!

 

 これは住宅だけでなく車やその他融資を受ける必要のあるものに関して全てに言えます。

 

 

〇まとめ

結論で言うとこれから 金利は上がり買いたいと思っていても買えない という状況に近づきます。

10月31日の日経新聞にも日銀は 利上げシナリオで動いている ことが記載されておりました。

 

8月までの会合では「時間的余裕はある」と言って比較的楽観的な発言だった日銀の植田総裁も、

次回12月会合での判断について質問された際「予断を待っていない」との発言し、さらなる利上げに踏み切るのではと言われております。

日銀の決定があれば、それに付随し各銀行の実効金利も上がります。

 

ちなみにお車も住宅も購入を検討していらっしゃる方や既にお車をお持ちでローンが残っている方は、

ご融資を受けるタイミング や どの銀行さんで融資を受けるか がかなり重要になってきます!

 

なかなか個人の型だけで探していくのは難しいと思うので、

ローンについてやおうち探しに関してはお気軽にご相談いただければ幸いです◎

 

末筆ではございますが、かなり冷え込みが厳しくなってきておりますので、

どうぞ皆様ご体調にはくれぐれもお気をつけてお過ごしくださいませ、、、!

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