こんにちは!!
濱崎です!!
先日K様邸の工事が終わり、完成写真を現地まで撮影させていただきました。
今回のリノベーションでのご要望として、
・キッチンを対面キッチンに変更
・和室を洋室に変更
・壁掛けテレビの裏にWICの収納を作る
上記のご要望がありました。
リノベーションの難しいところ(面白いところでもある)として、
既存の建物や間取りを活かして空間設計を行うというところ。
例えば、リビングにWICを作るとなれば、
リビングを狭めるか隣接する部屋を小さくするか、どちらかの選択をしていただく事が多くあります。
今回は和室が8帖と広々したスペースがあったので、3帖WICを和室側に設けることで決定しました。
今回のブログでは、和室を洋室に変更するリノベ工事の内容の
ビフォー~解体時の様子~アフターの写真を公開させていただきます。
■間取りのビフォー・アフター
〇ビフォー
〇アフター
■ビフォー(写真)
〇チェックポイントとして
和室を洋室に変更する場合、もともと床のレベル差があります(フローリングと畳の高さが違う)
この場合、コストを抑えた工事を行う場合は、
既存の扉や枠や既存の畳の高さに合わせてフローリングを貼り合わせる方法などありますが、
既存部分が多くなれば上手く組み合わせないと空間としてチグハグな印象になってしまいます。
今回の工事では、フローリングの床とのレベルを合わせて建具などの扉も一新して施工をさせていただきました。
■解体時の現地写真
〇チェックポイントとして
床のレベルはリビングと合わせて施工しました。
筋交(斜めに入っている柱)を抜いて、新たに耐力壁(構造用合板)を設ける工事をすることによって、お客様の生活しやすい導線を確保しつつ、建物の強度のことも考えた施工をさせていただいております。
解体時の現地チェックで初めて壁の内部の柱がチェックできます。
リノベのできるできないが分かることになるので、万が一のできない場合の代替え案は事前に打ち合わせをさせていただきます。
■アフター(写真)
元々和室だった空間が、見事に洋室+WICに変身しました。
新たにできた洋室のベースのクロスは淡いグレー色になっており、落ち着きのある空間に仕上がっています。
LDK⇒WIC⇒寝室⇒ホールと回遊できる導線になっているので、
小さなお子様のいる家庭や、1階のみで生活が完結させたいというニーズにもしっかりと対応できる間取りになっていると思います。
他にも見どころが沢山あるお家なので、また別の機会に更新させていただきます。