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スタッフコラム

2024.04.05

お家探しも「沢に下るな、尾根に上れ」

春本番になり、桜が満開になりました。

前回も書いたのですが春という季節は生活環境が大きく変わる方も多く、お家を探される方が非常に多くなります。

 

 

そんな中、よく聞かれる声が

「お家を探し続けているが中々見つからない」

というものです。

 

かくゆう自分も同じ状況に陥ったことがあります。

「提案物件は希望条件から少し外れてるからあれもこれも嫌。

何回も不動産屋さんに希望条件を伝えて何回も内覧に行っているのに決まらない・・・家探しに疲れちゃった・・」

そうして時間と労力ばかり使ってしまいました。

 

実はここに大きな落とし穴があります。

 

それは

「希望条件から少しでも外れているからあれもこれも嫌」

という部分です。

 

実はお家探しで自分の理想の物件に巡り会えるポイントは希望条件を自ら整理することです。

 

 

 

 

では希望条件を整理するにはどうすればいいのか

 

例えば

○○小学校校区内で探している、○○円以内、100㎡以上、2階建て戸建て、車庫は2台以上、日当たり良し

という条件で探しているとします。

 

そんな物件が果たしてあるのでしょうか?

確かに中古物件は新築に比べて安く物件数も多いのが特徴です。

しかし、世の中そんなうまい話なんてございません。

 

では諦めるのか?

 

そうではございません。

例えば○○小校区内で○○円以内、というご条件が外せないのであれば、

2台駐車場でなく、1台駐車場の物件も見てもう1台は近隣の月極駐車場利用も考慮に入れる

もしくは90㎡のお家も見てみる

マンションも考慮に入れる

 

などの条件を整理して探して内覧に行くと

「あら、いいなこれ」

という物件に巡り合うことが多々あります。

 

お家は一生に一度の高額なお買い物なので希望条件が全部叶っていなければ駄目というお気持ちは理解できます。

ですが、実はその考えから180度転換が必要です。

 

一見理想から少し離れていったり条件を外すと見つからないように思えますが、

一生に一度の買い物だからこそ、落ち着いて条件整理というものをしたほうが、

実はご自身にとってご理想のお家は見つかります。

 

山登りされたことがある方なら一度は聞いたことがあるかもしれませんが

道に迷ったり遭難したら

「沢に下るな、尾根に上れ」

という鉄則があります。

 

 

登山中、道に迷い体力的精神的にも疲労している状況で

尾根に上るということは、一見より一層体力を削られるようにみえます。

迷子や遭難中の自分には、山から下りるという目的のためには再び上るという選択肢はないでしょう。

 

一方、沢方面は水もあり下りになるので、上りより楽に見えます。

遠くに民家の明かりが見えるときもあり、

沢は、山から下りるという目的の為のまさに理想的な選択肢にみえます。

 

でも実は、この遭難状況から脱出できる可能性が上がるのが『尾根』なのです。

 

尾根は登山道が整備されており、

また万が一救助が必要な事態に陥った時も電波が通じる、上空からの見通しが良くヘリから気づいてもらえる

などのメリットが多数あり、助かる確率は沢の場合と比べて極端に上がります。

 

 

お家探しをずっとして彷徨いつづけているという遭難も、

お家を見つけるという目的とはさらに離れていきそうに見えるが

『いったん条件を変えてみる』ことが、

理想のお家を見つけるという目的のための、実は正しい選択肢なのです。

 

 

物件迷子に陥っている方こそ、

『沢』ではなく『尾根』へ。

『ひらすら物件内覧』ではなく『いったん条件の整理』を。

 

beansでは、『条件整理』のお手伝いもさせていただいておりますので、

お気軽にお問い合わせください♪

 

 

最後に不動産屋では珍しいイベントを来週4/13(土)に開催いたしますので告知をさせていただきます。

 

HP春のおひるねアート撮影会というものを開催します。

プロのカメラマンをお呼びし、ご家族皆様の記念になるようなお子様のお写真を撮るというイベントでございます。

★4/13(土) 1日限定イベント☆『春のおひるねアート撮影会』@beans

 

HPからもイベントのご予約をできるので、皆様お気軽に是非参加してみてください。

 

 

 

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