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スタッフコラム

2024.03.14

住まいのメンテナンス「クロス・ビニールクロス」編

こんにちは!!

濱崎です。

今回は住まいのメンテナンス「クロス・ビニールクロス」についての内容になります。 

 

 

クロスは一番多くの家に採用されている壁材で素材によってはメンテナンス方法など変わってきます。

 お家も長く住まれた際には、一番汚れが目立ってしまう箇所なので、ぜひメンテナンス方法をご参考にしていただけましたら幸いです。

 

■日常のお手入れ

  • クロス

・ホコリをそのままにしておくと、湿気を吸ってシミの原因になってしまいます。

ブラシやホウキなどでこまめにホコリを払いましょう。

・落ちにくい汚れは消しゴムでこすり落とします。もし落ちないようなら、住居用洗剤を薄めたぬるま湯を布に含ませ、上からたたくようにして拭き取り、表面を傷めないように注意しながら、仕上げに乾いたきれいな布で拭きます。水拭きは汚れがしみ込んでしまわないようご注意してお手入れしてください。

 

  • ビニールクロス

・ブラシではたいたり、掃除機をかけて表面の汚れを落とします。水拭きができるので比較的簡単に汚れを落とせますが、その際は継ぎ目の間に水分が入らないよう注意して、固く絞った雑巾で行いましょう。

※シンナー、ベンジンなどは、変色や色柄が消える原因になるので使用しないでください。

・落ちにくい汚れは中性洗剤をお湯に溶かし、固く紋った雑巾で拭き取った後、乾拭きします。

さらにひどい場合は、強力洗剤をスプレーし、下から上へ拭きます。

※上から下へ拭くと、洗剤がたれてシミの原因になるので避けましょう。

 

リフォーム工事の目安▶10~15年で全面を張替え工事を検討します

 

■補修方法について

  • クロスの継ぎ目のほつれ

目打ちの先などで少しずつ糊をつけて固めます。

 

  • クロスの破れ

同じクロスを張ります。下地に傷がついていたら、パテで埋めて乾燥させてから

張るときれいに仕上がります。

 

  • ビニールクロスのカビ

表面のカビには、住居用洗剤をぬるま湯で薄めて拭き、ドライヤーで乾燥させます。落ちにくい場合は、塩素系漂白剤を表示に従って薄め、カビ部分に塗ります。20分ほど置き、ぬるま湯で絞った雑巾で拭き取ります。

防カビスプレーを吹き付けておくと効果的です。

※クロスの裏側までカビが生えてしまった場合は、当社までご相談ください。

 

  • ビニールクロスに付着した煙草のヤニ

住居用洗剤を熱湯で5倍くらいに薄め、スポンジローラーなどで下から上にムラなく塗り、下から上へ、ブランでこすります。

壁の隅の汚れは、ナイロンパットを使うときれいになります。洗剤が乾く前にきれいな布で水拭きをし、乾拭きで仕上げます。

 

  • ビニールクロスの鉄サビ汚れ

漂白剤で拭き取ります。水拭きで洗剤分を取り除き、乾拭さをしてからよく乾燥させます。

※酸素系漂白剤より、還元型漂白剤の方が効果があります。

 

  • ビニールクロスのはがれ

下地の汚れを取り除き、酢酸ビニール系接着剤を水で薄めたもので張ります。

はがれ方によって、筆、ノリばけ、ヘラなどで、端までしっかり糊を塗りましょう。

上からスプーンなどで押さえ、めくれ癖のついているものは、画びょう、セロテープなどで5~6時間押さえておきます。

 

※下地に古い裏紙が残っていたり、凹凸のある場合には、調整が必要です。

その場合又は広範囲に張替える場合など、当社にご相談ください。

調整が必要です。

 

■注意点について

  • 下地が石膏ボードの場合、固いものをぶつけると下地がひび割れすることがあります。家具の移動の際には十分気をつけてください。
  • 壁にものを取り付ける時には、芯材が通っている場所を探して釘を打ちます。金づちなどで軽くたたくと、芯材の通っているところは、他より重い音がします。

 ※市販の下地探しを使うと便利です。

※壁には電気配線が通っています。電気スイッチ・コンセントの上下などは危険なので特に気をつけてください。

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