皆さん、お久しぶりです!
おかげさまでたくさんのお客様からご契約いただき、リノベーション現場が着工し完工していっております。
その中で、色々な事を経験して自身をレベルアップさせて頂けてる事に、日々『感謝』の気持ちをモットーにしている、beans工事担当のガッキーです。
さて、今回のタイトルにもさせていただいた『無垢材』とは?についてご紹介させて頂きます。
床のフローリングなどに良く使われる素材の無垢材。
よく耳にする言葉ですが、
「どんな特徴を持った素材なのか漠然としか知らない」
「あまり詳しくは知らない」
「そもそも、聞いたことがない」という方もいるかもしれません。
無垢材のことをあまり知らないという方に、今回は無垢材がどんな素材なのかをご紹介させて頂きます。
無垢材を使用するメリットデメリット、長持ちさせるためのお手入れ方法についてまとめてましたので、是非ご一読ください。
まずは、無垢フローリングと複合フローリングとの違いについて、下記イラストをご参考ください。
無垢材は簡単にいうと、イラストのように一つの木材から抽出したものを無垢材と言います。
無垢材ならではの良さや注意点などもあります。
まずは、無垢材の良い点について5つご紹介させていただきます。
【無垢材の良さ】
①木材特有の風合い
自然の木をそのまま使用しているので、唯一無二の柄を楽しむことができます。
最近では無垢材に近い合板材もあります。しかし、無垢材が人気なことは変わらず、自然独自のあたたかみや不均一な板の質感は無垢材特有の味わいといえるでしょう。
②経年変化を楽しめる
無垢材の中には経年によって色が変化していくものや、独特のツヤが楽しめるものがあります。
ウイスキー樽のようなツヤと色合いはなかなか他のフローリング材では表現することができません。
時間とともに変化していく無垢材に魅力、愛着を感じる方も多いようです。
③調湿作用
無垢材は自然の木材を使用しているため、湿度が高いときは湿気を吸い、湿度が低いときは放湿するというような性質があります。
そのため、自然と部屋の中が過ごしやすい湿度に保たれるという良さがあります。
④冬場の冷えを緩和
一般的な合板フローリングを使っていると、冬場に足から冷えを感じるという方も多いのではないでしょうか。
無垢材は木特有の空気を多く含むという性質があるので、その空気層が断熱材代わりになり、冬場でも床からの冷えを軽減することができます。
⑤清潔に保ちやすい
無垢材は木の精油を含んでいます。
そのため、ダニやカビ、細菌など人体に有害な物質の繁殖を抑える効果があります。
アレルギーが気になる方や、乳幼児のお子さんやペットがいる家庭では、床の清潔さが保ちやすいのは嬉しい事ではないでしょうか。
良い面は他にもありますが、もちろん良さがあれば逆に注意しないといけない点があります。
そちらも、3つご紹介いたします。
【無垢材の注意点】
①膨張と収縮を起こしやすい
良さとして、無垢材には調湿機能があることをご紹介しましたが、湿気を多く吸収すると無垢材は膨張し、逆に放湿すると収縮を起こします。
そのため、床に隙間ができたり、フローリングが反る原因にもなってしまいます。
したがって、調湿機能は良さであると同時に気をつけないといけない点になっています。
施工時に対策をすることができるので、無垢材の膨張と収縮が気になる方は、事前に施工業者に相談をしておくことをおすすめします。
②傷がつきやすい
使用する木材の性質にもよりますが、一般的に合板フローリングよりも無垢材フローリングは柔らかく、傷がつきやすい素材です。
うっかり重たいものや尖っているものを落としたり、家具などで負荷がかかると凹んでしまうことがあります。
ペットの爪による傷もつきやすいので、ペットがいる家庭は傷に強い素材を選ぶなどの工夫をしましょう。
③水に弱い
無垢材は水に弱いので、濡れたらすぐに拭き取らなければなりません。
ジュースやコーヒー、ワインなどをこぼすとシミになりやすいというデメリットもあります。
普通の水であってもすぐに拭き取らないとシミになってしまうことも多々あります。
表面をコーティングしていても完全に浸水を防ぐことはできないので、水濡れには要注意です。
以上、無垢材について良い点、注意点をまとめさせていただきました。
少しでも床材選びの参考にしてもらえると幸いです。
beans店舗内でもキッズスペースの床材に無垢材を取り扱っておりますので、
気になる方は是非beans店舗に遊びに来てください。
ではご安全に!!