土地の成り立ちからの地盤の強度や過去の災害の履歴など参考にできる、
「国土地理院地図」という少しマニアックなサイトがありまして、こちらで土地の成り立ちや年代別の航空写真などがみていただけます。
こちらのサイトの面白いところが、航空写真の年代別も昭和初期から現在までの写真を見比べることが出来るので、
都市が高度経済成長期を経て発展していく様子を伺えます。
ということで、今回は枚方市山之上西町(beans店舗のあるところ)の今と昔を見てみようと思います。
まず、店舗のある「大阪府枚方市山之上西町34-22」と入力したら現在の地図が出てきます。
■現在(2022年)
北側には、「ひらかたパーク」があったり、
国道1号線のパイパスや京阪電車が通っております。
この当たり前のように見慣れた景色がどう変わっていくのか気になりますね。
では、時をさかのぼること・・・
■1980年代 前半
ちょうど、バブル経済に入る直前に今の周辺の住宅地が開発された様子でした。
■1960年代
周りの住宅は無く、山を切り開いて道路の工事をしている様子でした。
「ひらかたパーク」は健在でした。
ちなみに、「ひらかたパーク」は、現存する遊園地では日本で一番古くからあるそうです。
■1930年代
国道一号線は無くなりましたが、京阪電車は通っておりました。
1910年に大阪(天満橋駅)~京都(五条駅)に開通したとのこと。
昔の古い集落か田んぼしかありませんでした・・・
green建築工房の事務所のある鍵屋別館あたりは昔からの宿場町の名残があって、
集落や建物がありますね。
ちなみにbeans店舗の様子は・・・
山のど真ん中にありました・・・
店舗の前の池は昔からある池だったんですね。
山之上の地名の由来もなんとなくわかる気がします。
こうして土地の成り立ちや歴史など、年代別の航空写真を眺めるのもおもしろいですね。
地理院地図URL